あの日あの時 UVCC 13 免許取得物語 編 [あの日あの時]

話は少し前後しますが、バイクを購入する前に

当たり前だが免許を取得した話をしたいと思います

寅は日本で運転免許を持っておりアメリカへ来る時に

国際免許に切り替えて渡米していた

車の免許は後に取るのだが、まずはバイクの免許を取ろうと思った

普通、日本でバイクの免許を取る場合、

小難しい学科を数時間受けて、実地の練習が始まる

特に750cc(ナナハン)の場合だと試験に受かるのも至難の技で

数十回受けてもダメな人も中にはいたりする

アメリカでの試験は、どんなんのか、、、、

寅がバイクの免許に挑戦したのは、まだUVCCに編入する前で

一人浪人生活を送っていた頃に遡る

アメリカの免許センターでは、持ち込み制で、その変わり

金額の面で凄く安く受けれるのであった

(日本から比べたらタダみないな金額)

当時の寅は免許よりも先に、バイクを取得しており、モグリで練習していた

寅はそれを人から借りたと言う事にし、いそいそと持ち込んだ

教官はガッチリしたマッショな教官で、黒人だった

最初の学科試験では、英語が分からず見かねた教官がピクチャーテストにするか?

と聞いて来たので、それにした

英語だと全然理解出来なかった事が絵での説明で、しかも4択だった

良く外国人の英語が分からない人の為の試験だった

寅にはピクチャーテストは、とても簡単だったし、アッと言う間に終わった

そして実技のテスト。

寅は自分のバイクを押して教官の所へ行った

教官は、早口の英語で行った

時速40キロまで出して、この直線を走り、

目の前の赤信号に切り替わった瞬間にブレーキをかけ

そこから何メートルで止まれるかのテストだった

要するに瞬間の判断力を調べるテストだった

空手で鍛えた動体視力のお陰で一発合格

そして次のテスト

同じ様に時速40キロのスピードで直線を走り

信号が赤になった瞬間にハンドルを右か左に切り、

そこから何メートルで止まれるかを調べるテストだった

これも寅は一発でパス

黒人の試験管は<ヒュー>と口笛を鳴らし

<お前は運動神経は素晴らしいな>と褒めてくれた

寅の記憶に残っているテストはこれだけで、

後は何をやったのかは覚えていない、、、、、、

しかし、それ程、簡単なテストだったと言う事だった

寅は、待合室で1時間程待ち、念願の運転免許証を授与された

この運転免許、アメリカでは非常に意義がある

自分の身分証明書になるからだ

寅の様な外国人はパスポートなんて、いつも持ち歩かない

運転免許は何かあると、すぐに提示を求められる

例えば現金をあまり持ち歩かない寅は

小切手で者を買う訳だが、その時にも提示を求められるし、

ちょっとしたお酒を買う時にも運転免許を出せと言われる

そして、その免許証には各州の特徴が良く現れている

ユタ州の場合はスキーリゾート地なので

スキーをしている画像が運転免許証に印刷してあるのだ

それは各州によって違う

とにかく、寅は自分の持ってきたバイクに跨り

自由への翼を手に入れたのだった


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コメント 1

yamaです

やはり免許も安価に取れるのですね。日本は、過剰な規制でしょうか?
若い頃、ハワイに出かけた際におんぼろカーが多数走っていて、車検は取っているのか?と聞いたら、ここでは「ブレーキランプ」が点灯するかをチェックする程度だとのことでした。
州により違うかもしれませんが、寅さん滞在地域はいかがでしたか?
おんぼろカーは、ジャンクカーと呼ぶんでしょうか?
by yamaです (2013-10-20 09:54) 

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