あの日あの時 UVCC 14 編 ~第二回 SUSHI PARTY~ [あの日あの時]
- UVCCのFAINAL テストが終了し、この4ケ月間同じクラスだった皆と 打ち上げパーティをする事になった
- 場所は親友のジョーイの家(アパートを出て家を借りていた)
- それぞれが持ち込む形で料理を出した 国際色豊かなクラスだったので、色んな料理が振舞われた
- 中でもひときわ目立っていたのが寅の作る、お寿司だった
- 今回は、寿司もそうだが飾りの部分にこだわった
- 普通寿司にはバランと言う竹の葉っぱを細工して寿司桶の中も盛り込まれる
- それは、竹の葉がしんなりしない内に召し上がれと言う意味だ
- 賞味期限表示なんて無かった昔の時代には、こう言う意味があったのだ
- さて時代は変わり、アメリカには竹の葉っぱなんて簡単に手に入るハズもなく
- 仕方ないので緑色の画用紙を買って、細工を施した
- 本来、寿司は祝い事や祭りごとの時に作るので、
- 縁起がイイと言う事で 鶴と亀の細工を施したものを、作ったばかりの寿司に盛り込んだ
- これは、寅がNYの初花と言う店で習得した技だった
- 誰にも教わった訳でもなく、一人で本を購入して独学で身に付けた技だ
- NYの店では日曜日が定休日だった
- 寅は店の鍵を預かっていたので、一人、休日出勤して練習した
- 色々なパターンの鶴や、亀の切り抜きを編み出した
- 多分、あの時にいた板前さんで笹の葉細工の腕前では 寅の右に出るものはいなかったであろう
- 通常、盛り込みは寿司桶の底に貼り付ける
- 笹の葉細工がメインの寿司よりも出しゃばっつたりしたら台無しになるからだ
- それよりも食べ終わった時に出てくる、笹の葉の細工は お客様の目に新鮮に写り、
- 店を出る瞬間まで目を楽しませてくれる
- たった一枚のなんでもない笹の葉が、ちょっと手を加えるだけで芸術品になる
- 寿司を作り終えた寅が、側にあったカッターと緑の画用紙に細工を施し始めたら
- 皆が寅の作業に見入っていた
- きっと折り紙以上の芸術作品を見ている不思議な瞬間であっただろう
- 出来上がったばかりの鶴の細工を寿司の上に乗せたら拍手喝采だった
- 一芸を磨く事って、本当に自分の為になるなぁと改めて実感した寅であった
- 台湾人のクラスメイトも寅に負けず劣らず人気を集めた料理を集めたが
- 芸術として見た場合、やはり日本の和食の盛り付けには叶わない
- 皆、かなり抑圧された生活をしていたのか、
- 出された料理はすぐに無くなり 飲めや歌えや踊れやで会場がハイテンションに、、、、、
- その後の事は、ご想像におまかせします。。。。
2013-11-17 07:00
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一郎さん、お久しぶりです。
この写真に写っている、松尾妙恵です。Facebookで偶然見つけて友達申請しましたよ。元気にしてますか?
by 今井 妙恵(松尾) (2015-05-12 19:02)
Tさん、こんにちは
友達申請ありがとうございます
懐かしいですね~
勝手に写真載せてしまい申し訳ありません、、、汗
また、近況など教えて下さい
by 寅 (2015-05-13 22:18)
松尾妙恵さん、お久しぶりです
苗字は今でも松尾?
今、何をしていますか?
僕は自営業で不動産を管理しています
良かったら又、連絡下さい
by 一郎 (2020-09-04 04:45)