あの日あの時 UVCC 12 自由な翼 編 [あの日あの時]

アメリカはつくずく車社会だと思う

まず車が無ければ生活が成り立たないんじゃないかと、、、、

バスやタクシーもあるにはある、、、

が、日本程、使い勝手が良くない

親から何の援助もない寅は、車を買える程の資金もなく

バスに頼らざるを得ない生活をしていたが、

何かと不自由をしていた

友人のジョーイの行為で彼の車に乗せて頂いてたりもしたが、

そう毎回毎回では彼に対して悪い

そんな時、キャンパスの廊下でフト目にした張り紙を目にした

ちょうどガフェテリアの所だった

その張り紙には

HONDA BIKE FOR SALE !!!

と、あった

ホンダのバイクを売りたいとの広告だった

個人的にバイクを売りた奴が出した広告な様子だった

値段も手頃だし日本製のホンダだし

足が無かった寅にとっては凄く魅力的に映った

車を買える程裕福では無かったけれど、バイクなら

貯金を切り崩しても何とかなりそうだったので

ある日の午後、電話で売主を呼び出し交渉した

売主のアメリカ人は友人と2人でやっていた

私の拙い英語を受け入れてくれ、とても親切に説明してくれた

バイクと言えども保険に加入しなければいけない事も教わった

寅はそのバイクを試乗させて貰った

軽くアクセルを捻っただけなのに、

<ブオッーっ>と前に進んで行く位、勢いを感じた

寅は一発で気に入った!

まるで寅の性格そのままな感じのバイクだったからだ

そして交渉成立

彼はおまけにメットもタダで付けてくれた

彼と役所に行き名義変更も終了した

寅は、自由な翼を手にした様な感じだった

今まで時間を気にし、バスの到着を寒い中待ち続けた、あの日から

寅は行きたい所に行きたい時に自由に行ける様になった

今まではバスの固定された路線からしか見えなかった景色が

ガラッと変わり新しい発見が次々と現れた

オシャレなカフェや映画館、ショッピングセンターなど、

背中に羽が生えた様な気がした

それにアメリカはヘルメットを被る法律はないので

基本的にはノーヘルでバイクを飛ばしたので風が気持ちイイ

車の様にあまり荷物を運べないが、それでも何とかなるさ

寅はキャンパスのクラスが終わると、自慢のバイクで街をくまなく

走り回っていたのであった

IMG.jpg

 

 

 

 


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コメント 2

yamaです

Fさんの件、ご心配お掛けしました。 忘年会には、是非お願いします。
ところで、アメリカでは、日本のように2輪免許は別ですか?
若い頃見た映画,[イージーライダー」は、バイクと広いアメリカを強く印象に残りました。
自動車免許は16歳から取得できると聞いた記憶がありますが、寅さんが滞在した時も、そうでしたか?
by yamaです (2013-10-14 12:36) 

tora

寅のお寿司はもうやる事はないかと思います
折角、ヤル気になっていたのに残念です

2輪の免許はやはり別です
私のいた時も高校生が車乗っていました
羨ましい限りです
by tora (2013-10-14 17:00) 

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