あの日あの時 UVCC 09 金持ち留学生 編 [あの日あの時]

UVCCでの生活はSNOW COLLEDEでの生活と比べて快適だった

街の構造体が明らかに違う

ショッピングモールや映画館(1ドルムービー)、

レンタルビデオ屋さん、スポーツ用品店、

そして気の効いたオシャレな店など、、、、

田舎暮らしも、それなりにイイけどある程度、

街じゃなければキャンパスライフは豊かにならない

寅達はキャンパスライフが終わると、街に繰り出した

台湾人のジョーイの車に乗せてもらい、色んな所に行った

よく二人でメシに行ったり、映画を見たり、楽しく過ごした

彼は台湾人の裕福な家庭に生まれ、英語もその当時寅から見れば

それなりに上手かったので、寅は助かっていた

週末になるとジョーイの部屋で、ちょっとしたパーティが開催される

彼の友達やクラスメイトなんかも読んで楽しく過ごした

彼は交友関係も広かった為、いろんな友達がすぐに出来た

ボーリング大会なんかも国別で行ったり、まさにキャンパスライフを謳歌していた

やはり同じ東洋人なので気合う

文化や言葉は違うけれども、底辺の部分では兄と弟の様な感じだった

しかし決定的に違うのは、こちらは全て自費でやっているのに対して

ジョーイは全て親に頼っている所だ

ジョーイに限らず、ほとんど全ての留学生は親に頼りきっていた

寅はジョーイにはなるべく頼らない方向性で接しようと思った

彼の存在は、あまりにも便利すぎて、それではいけないと考えた

何かして貰ったらメシを作ってやる事で恩返しした

親しき仲にも礼節ありだ

あまりにもべったりだった彼に対して、ある一定の距離をおこうと決めた

彼は彼、寅は寅

お互いに生きて来たバックグランドが違うし、目標も違う

寅はジョーイのお金の使い方について疑問に思っていた

日本の留学生でもお金を切り詰めようとシンプルに生活する事をしているのに

彼はお金を湯水の様に使い、楽しく皆を喜ばせようとすぐ散財し

何かにつけて親に仕送りをせがんでいた

自分の力だけで汗を流し、身に付けた技術でお金を得る事の尊さを

当時の彼に解いた所で、何の意味もなかった

自分の力で稼ぐ術を持たない彼は、自然と親を頼り切る甘えの構造から抜け出せないだろうと

キャンパスライフを送っていると、彼、ジョーイの様な者に出会う事が多かった

と言うか、寅の生きてきたバッウグランドが違うのだろう

そんな金持ちなアホ留学生達とは、違う路線で進み始めた寅であった

 

 

 

 


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yamaです

私の学生生活もアルバイトに明け暮れておりました。
親だのみの同級生たちは、自動車で通学していましたね、
親が会社を経営している子息が多く、
仲良く勉強はしていましたが、人生は公平ではないなと感じていたものです。
留学生では、さらに豊かな人が多いと想像します。
心だけは豊かにいたいものです。
by yamaです (2013-09-10 15:12) 

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